一生終わらない嫌いな人探しの旅にあなたは出たいですか？

エンジェルヒーラー&こころの療法人兼メディスンワーカーのすこぽんです。

現在、わたくしは、エネルギーとかワークの創始のアイディアをレシピエントさまに募集しています。

今回、
「出会って迷惑を掛けられる人達と出会わない。
または、そういう人が離れてゆくエネルギーがあると欲しいです。」
というアイディアを頂いたのですね。

もちろん、この気持も状況も重々分かりますし、ほんと困るよねって気持ちになるのも状況もわかります。
わたくしも経験したことありますからね。
また、このようなエネルギーがほしいと思う気持ちも、そう感じてしまうこと自体も全然悪いことではありません。
困ってるんだもんそう思うよねって思いますので、その点において同情も致します。
なので、このような要望自体があってもしかるべきと思いますよ。
今回よくないこととして出しているわけではなくて、なぜこのようなエネルギーを創始しないのかという話として題材にしています。

結論からすると、宇宙の法則的にというか高次元的には、このようなエネルギーを創始するのはうーんです。

出会いってどのようなものでも一つのえにしであり、無駄なものなど何一つないです。
ですので、そもそも出会わないようにするということは、その人にあうことで受けるデメリットに釣り合うために用意されているメリットも同時に損失するということになります。
この世界は陰陽で成り立ち、表と裏はどれだけ薄くなったとしてもなくなりません。
表がなくなるということは同時に裏もなくなるということ。
裏がなくなるということは、表がなくなるということも同時に意味するのです。
ざっくり言ってしまえば、表裏一体なんです。清濁併せ呑むの心意気がこの世界なのです。
ですので、エネルギーワークでこのようなこと解消したとしても、そのマイナスのエネルギーの空白には、結局は別のマイナスが入ってくるだけになります。
なぜならばそうしないと世界が釣り合わない、世界のバランスを整えるという意味でこのようなことになるのです。
世界は自分のために歪めても、どうしても世界の流れとしての中道を目指すので、歪めた分だけ戻ろうとするエネルギーが働きますので、収支が釣り合うことになります。

比喩的に表現すると、たとえば、３件連なっている長屋の真ん中のお家でバルサンを炊いたとします。
そうすると、隣近所の部屋にゴキブリが大量発生するんですね。
まあ、そりゃ当たり前なのですが^^;

自分の周りとか局地的には良い状態になったとしても、建物全体、地域全体＝世界全体から見ると一部だけ極端に良い状態は実はとてもバランスが悪い状態です。
他のお家にしてみれば、状態は前より悪くなっているわけですから、長屋全体としては良い状態ではないといえますね。
で、この真ん中の家のバルサン効果が切れると・・一気にどっとゴキがやってくるのです。
そりゃそうです、バルサン炊いてゴキは一掃されたわけですから。
ライバルがいない場所に出入りができるようになったのです。
ゴキにしてみればパラダイス（笑）いかないわけがないのです。

要するにいたちごっこでしかないので、このワークやり始めたら、死ぬまでやり続けなきゃならなくなるのです。
そうなったらけっこうお金も時間も維持するの大変でしょ？って話になります。
まあ、それでもやりたいというのであれば、それはそれでやればよろしかろうとは思うのですが。
わたくしはもっと大局的に見たよりよい形を目指すことをオススメはします^^;

じゃあ、ネガティブリセットとかマリスクラッシュとかどうなのよ！って話になるのかなとは思うのですが、
ネガティブリセットは自分のなかの二極化をできるだけ融合して、陰陽併せ持つ状態＝中道を目指します。
なくすのではなく、両方を自分にとって世界と調和を持ったちょうどよい状態のバランスになるためのワークなのですね。

マリスクラッシュは、送られてしまった悪意をなくすのではなく、それをそのまま同じ質量でプラスのエネルギー（愛とか幸せ）のエネルギーに変換して、自分と送った相手をつなぐワークです。要するにネガティブにポジティブをぶつけて、中和する感じになるのです。
ですから、愛に溶かすとか光に変換するなんて感じが近いのかもしれません。

天使が存在するためには悪魔が必要です。
男が存在するためには、女が必要です。
この世はコインのウラとオモテのように表裏一体、清濁を併せのむ混沌があってバランスを保つ世界です。
ネガティブだから消そうとすれば、同じだけのポジティブがなくなります。
良いこと悪いこと、ポジティブもネガティブの人それぞれ違うもの。
立場が違えば真逆へと正義は変わります。

世界をワンネスに向かわせる、生成化育や良いものをよりよく伸ばすというようなエネルギーに世界は微笑みます。

自分にとって良い人悪い人に人を分けることは自分の世界を２極に分けることにほかなりません。
分けた世界では、分けた世界の境界線で常に戦争が起こり続けます。
それは分けている限りなくなりません。
一生なのです。
国境で戦争がなぜ起こるのかと同じ理屈なのです。

そのような人達がいるから、その真逆の人達も同じ数だけこの世に存在できるのです。
彼らが存在しているという事実自体が、この世界に彼らは必要とされているということなのです。
彼らはこの世界にとっての必要十分条件だってこと。

ですから、その存在が自分の目の前からいなくなったからよかったではないのです。
そのようなことが出来る人であれば、たとえいま一番気に入らない人がいなくなったとしても、次に気に入らない人が気になって、その人を目の前から消したくなるだけのこと。
一生終わらない嫌いな人探しの旅の始まりです。

それを止めるたったひとつの方法は、あなたがこの世界を清濁併せ持ってそのままを愛して肯定すること。
金子みすゞではありませんが、「みんなちがってみんないい」それが一番大切な思いなのです。