国語力＝言葉力・精読力・解答力が現実が幸せになるヒントになる！

エンジェルヒーラー兼メディスンワーカーすこぽんです。

時々わたくしが言葉の定義を！と言ってるかと思いますが・・
それが厳しい人が意外と多いのが現代です。

最近は、子どもたちの勉強でも「国語力」って話が飛び交い、
進学塾では国語力だけの授業があるところもあるようです。

さて、この国語力がない・低いってどんな状態を
わたくしが言っているのでしょう？？

わたくしがたくさんの人とやりとりした中での経験したことでお話しますと、

普段から、言っていることの意味が分からないと言われる
私の言ってることちゃんと理解してる？？とか聞かれてしまう
何かあった時に状況をうまく説明できない
自分の話を周りが理解できない
質問しても、的を得た回答をもらえない
小説や映画などの内容やあらすじを解るように説明できない

イメージするならば、幼稚園生に状況を説明するように聞くと、
上手く伝えられないそんなカンジでしょうか(；＾ω＾)
このもどかしい感じ、わかります？？

さて、国語力＝言葉力・精読力・解答力を説明すると、

言葉力とはどれだけ多くの言葉を自分のものにしているかということです。
これは単に知っている語数が多いとか辞書的な意味を知っているということことではなく、
自分なりのイメージやニュアンスをつかみとっていることが重要です。

次に精読力ですが、これはどれだけ文章の内容が読み取れているかということです。
字面を追うのではなく、「筆者の言いたいことは何か？」・「この物語で伝えたいことは何か？」
という文章のテーマをしっかりとらえる力です。

最後の解答力とは設問の意図を読み取り問われていることに正確に答える力です。
受験国語では「なぜこの設問があるのか？」・「何を答えさせたいのか？」を考え 作問者が
意図をしていることをつかみとることが正解にたどりつくための近道です。
※国語力を上げる3つの力より抜粋

さて、わたくしは特にこの言葉力というものを意識してと
よくお伝えしてるんですけど、
その言葉力とは、言葉自身が指し示す単語としての意味の他に、
付帯するイメージが有ります。
例えばですが、結婚という単語だけ言われて、女性は前向きに捉えますが、
男性はあまりよい意味に捉えないなんてことがありますよね？
単語ってその単語としての意味の他に、付帯するイメージが有ります。
そのイメージが、結婚に関しては、女性は幸せを意味するのに対し、
男性は負担や不自由、責任などのネガティブな意味を持つんです。
ですので、単語自体の意味のほか、持っているイメージにも気をつけて
日本語を捉えていないと、上手に相手との意思の疎通が出来なんです。
ですので、よく話が噛み合わないなんてことが起こるんです。

このイメージの部分ですが、上記のように考えると、
男女で差があるように、年代、性別や時代背景で変わっていくものだったりします。

ですので、例えばですが、
妙齢という言葉を、単純に単語として捉えると、
女性の若くて美しい年代をいうやや古めかしい表現。特に結婚適齢期をさすこともある。
ということになると思うんですけど、
実はこの単語は時代によって、指し示す年代が変わるという部分を持ちます。
ですから、誰がどのように使うかで、どんな人をさしているのか、
文脈の前後から判断する必要性があったりします。
ですので、イメージが世間の共通認識としてあっている間違っているということではなく、
自分の認識として、このように使っているということが相手に解るように伝わるという
ことが大切だったりします。
もちろん、単語の意味があってるように使うのはたしかにそうなのですが、
学校の勉強でも成否でもないので、読み手と書き手が共通のイメージを持てるのであれば、
多少の言い間違いというか、使い方の湾曲があっても良いと言えます。
ですので、共通のイメージ＝認識を共有できているという部分で言葉力が大切ですとお伝えしています。
言葉を大切にするというのは、イメージをしっかりと捉えているということが大切ということです。

さて、ここで苦手な人が陥るあるあるネタですが、

読んでいるが話の内容をとりちがえていて、勝手に文章をつくり書かれていないことまで想像してしまう。
斜め読み・読み飛ばしが多く読んでいるつもりで読めていない。
自分流に内容を解釈してしまう。設問もしっかり読まなくてはいけないという意識がない。
作問者の意図が分かっていない。もしくは設問の内容そのものが理解できていない。
書きたいことはあるが上手く書けない。
語彙力が不足のために言い換えができなかったり、自分の書きたいことをまとめられず、適切な言葉がすぐに出てこない。
※国語力を上げる3つの力より抜粋

なんて状態でやりとりが続くことなんてことも・・
これって、実は受け手にとっては結構苦痛なやりとりなんですよ(T_T)
いくら言葉を重ねても、思いや意図が伝わらないので・・
最後には、もう好きに勝手に思いたいように判断して思ってくださいって・・
なってしまいます。
また、大抵このようなことが起こる人って、周りが指摘しない傾向があるようです。
どうしてかというと、言うだけ無駄だからなのですよね。
結局、自分の思いたいようにしか、やりとり出来ないですから、指摘したところで理解出来ないからです。

上記あるあるに共通していることだと思うんですけど、
世界が自分一人で閉じているという部分を持っています。
どういうことかというと、設問者がいる＝相手があるという部分が欠落しています。
相手がなにを聞いているのか？じゃなくて、自分がどのように解釈しているのか？
という部分にフォーカスしているから、わからなくなっているんです。
自分がじゃなくて、相手がどのように意図して言ってるのかなって
考えるようにスイッチが切り替わらないから上手く行きません。

そもそもの話ですが、マニュアルを読み解くにもこの国語力は大切です。

そして、
国語力は現実のコミュニケートをスムーズにするという点でも大切ですし、
社会人になって、会社に入った折には、一番大切なスキルだったりもします。
これが厳しい場合、大抵は入社試験に落ちますし、入社してからも出世しないです。
意外とこの能力を、評定者は見ていたりするんですよねぇ。
東証一部上場の部長クラスでちゃんと採用もされているかたに聞きましたのでマジです（笑）
実際、この能力が低い方をブループワークとか、
部下をつけると、部下からクレームが上がってきて、仕事にならなくなるそうで・・
コミュニケートが上手く行かず、お互いいらいらしてしまうようです(；＾ω＾)
このようなことが最近は増えていると聞くと、
勉強以外というか、日本人ならば、だれでも持っていそうな能力に問題があるかたが増えてきている
現状を物語っているなと感じています。

国語力は間違いなく、人生を生き抜くための大切なスキルです。
現実を整えるためにも必要ですから、出来れば意識して伸ばしていくようにしてみてください。
おとなになってからも十分の伸ばすことが出来る良いスキルですから(^^)

オススメは、新聞のコラムなので構いません。読むことです。
そして、慣れてきたらば、小説などを読み、登場人物の心の機微を意識してみることです。